454 :名無しさん@恐縮です [↓] :2012/11/25(日) 15:06:11.41 ID:Hc98MjPi0
イギリスに住んでる40年以上のガナーズファンの現地人のギャリーと
この前Jリーグ(浦和対鹿島アントラーズ)を観戦したときの話。
試合前に、浦和ファンがいきなり鹿島の選手に大ブーイング。
そして試合終了後、浦和ファンは負けた選手に大ブーイング。
隣で観戦してる彼は舌打ちを何度も繰り返していた。
試合後に試合の感想を尋ねると彼は
「悪いけど試合を語る気はしない。あまりいい気分はしなかった」
明らかに不機嫌で口を開かなくなってしまった。
なんとか機嫌を直してもらい、彼から色々と語ってもらったのが以下の通り。
ギャリー「・・・彼らは何故相手のクラブの選手をブーイングするんだい?」
オレ「対戦相手だからじゃないかな?ファンはブーイングすることで選手をサポートできると思ってるんだよ」
ギャリー「つまり特に相手は悪くないのに、彼らはブーイングしてるのか」
おれ「・・・・・・すまない、確かにおかしなことだね」
ギャリー「彼らは何故負けた選手にブーイングしたんだい?」
おれ「そりゃ負けて不甲斐ないと感じたからじゃないかな?」
ギャリー「負けたからだって??勝敗はスポーツにつきものだ、バルセロナだってレアルマドリーだって負ける」
おれ「・・・そうだね」
ギャリー「つまり、これも特に何かが悪いわけではなく、彼らはブーイングしたんだな」
おれ「・・・・・・・・・」
ギャリー「いいかい?ブーイングというのは相手を攻撃することなんだよ。
もちろん、フットボールではそういうのが起こりうる場面は存在する。
醜悪な部分でありながら、その熱狂がフットボールを盛りたてるのも事実だ。
ただ、だからこそ、そのブーイングには確かな理由がなければならない。
簡単に人を傷つけるのは、それはただの暴力だ。
因縁があったり、深い確執があったり明白な理由を持ってないとできないことなんだよ。
それを平気で簡単にやってしまうJリーグという文化に、僕は深く失望したよ」
おれ「ギャリー」
ギャリー「彼らはフットボールの毒の部分を真似をして悪い部分から取り入ってるんだ。
このリーグのファンがフェイク(偽者)のブーイングをやってる限り、悪いけど、この国のフットボールは見たくないね」