3 :名無しさん@恐縮です [] :2013/02/28(木) 07:00:58.11 ID:e0fFedvA0 (1/2) [PC]
長友佑都さん 【あの人は今こうしている】
JR予讃線・伊予西条駅近くでボッタルガ料理屋を

22日、インテル・ミラノがリーグ、カップ、そしてチャンピオンズリーグ優勝の
三冠を記念したパレードを行った。名将モウリーニョ監督が指揮を執った
09-10シーズン以来の快挙。そのインテルの左サイドにかつて攻守の要として
君臨した日本人DFがいた。長友佑都さんだ。膝の故障から、2014年に28歳の若さで
引退した長友さん、今どうしているのか。

「ボンジョールノ!」。JR予讃線・伊予西条駅から歩いて3分。「ラ・ボッタルガ Nagatomo」
のえび茶色の暖簾をくぐって店内に入ると、白いバンダナを頭に巻いた長友さんの元気な声に迎えられた。

「何にしましょう?ウチは本場ミラノスタイルのセルフ店なので、ボッタルガを
をお好みで選んでいただいて、レジで精算します」
ボッタルガは冷・温2タイプ、生パスタは1玉380円から。
100円からあるボッタルガはこの日、12種類並んでいた。

「去年の4月にオープンしました。暖簾の『Nagatomo』という文字はストラマッチョーニ監督に左手で
書いていただいたものだし、開店に合わせてスポーツ紙やテレビでも取り上げてもらった。
おかげで、国内外から足を運んでくださるお客さんが多かったのはうれしかったですね」

とはいえ、その分、プレッシャーも大きかったという。
「ボッタルガ好きはアリタリア航空に乗って
本場・イタリアまで食べ歩きに出かける時代でしょ。
ボクが修業したミラノのレストラン『ボッティネーロ』は
コシが強くてモチモチ感があるのが特徴だから、
硬いくらいに歯応えがあるのが本場のボッタルガだと信じ込んでる人にはモノ足りないようなんです。
それで怒られちゃったこともあるけど、それも修業のうち。我慢、我慢です」
 

7 :名無しさん@恐縮です [] :2013/02/28(木) 07:01:29.31 ID:e0fFedvA0 (2/2) [PC]
店を訪れたのは午前10時過ぎ。中途半端な時間にもかかわらず、客足は途切れない。

「朝7時開店の午後3時店じまいもミラノスタイルです。“夜もやってよ”と常連さんに
よくいわれるんですが、生地を練るのも打つのも、ボッタルガを作るのもボクひとり。
サッカーで鍛えたといっても、夜までは体がもちません」

ちなみに、伊予西条からは夫人の実家が近い。

さて、明治大学在学中の08年、FC東京に入団した長友さんは、
入団1年目にして早くもレギュラーを掴む。
南アフリカW杯にてベスト16進出に貢献、直後にセリエAチェゼーナに移籍。
11年のアジアカップ優勝の原動力となり、その類いまれな運動量を買われ、
イタリアの名門インテルへの完全移籍を実現させた。

「でも、その頃からボッタルガが原因の膝の故障に悩まされていましてね。
『そっか、ボッタルガはイタリア語か~!』の一言でバッシングを受け、
14年、ミラノで泣く泣く引退しました」

そんな折、インテルでの同僚のサネッティとカンビアッソの2人が経営するレストラン
『ボッティネーロ』を紹介され、未入籍だった夫人と1年半のボッタルガ修行。
その後、開店にこぎつけた。

「去年の11月に長男が生まれ、仕事が終わったら自宅直帰です。
子供と毎日遊べて、成長を肌で感じる喜びを実感してます。
国内外を飛び回るサッカー選手よりも、ボッタルガ屋の店主になって
正解だったんじゃないでしょうか」

(終)